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安全への取り組み/安全管理組織/製油所における取り組み

第3次連結中期安全計画

コスモ石油グループでは、事故や労働災害の撲滅をめざし、2005年度より製造、物流、販売の段階ごとに目標を掲げた連結中期安全計画を策定し取り組みを進めています。2010年度からの「第3次連結中期安全計画」では、第2次に引き続き「事故ゼロをめざした活動を積極的に推し進め、お客様や社会から信頼され、社員が誇れる安全・安心なコスモ石油グループを創り上げる」ことをビジョンに掲げ、安全レベルの向上を図っています。

第3次連結中期安全計画の2010年度の取り組み状況

部門/対象 2010年度の目標 2010年度の実績 目標の達成度
第3次連結中期安全計画 製造部門 4製油所および
コスモ松山石油(株)
  • 不安全不具合の件数を2010 年にベース年比90%削減(11 件以下)
  • 不安全不具合件数:99 件(ベース年比10%削減)
未達成
コスモ石油ルブリカンツ(株)(潤滑油製造)
  • 労働災害ゼロ
  • 事故・トラブルの前年比30%削減
  • 労働災害:0件
  • 事故・トラブルの前年比同数(15件)
一部達成
コスモ石油ガス(株)(LPG貯蔵・配送)
  • 事故・トラブルゼロの継続
  • 事故・トラブル:0件
達成
物流部門 コスモ陸運(株)
(陸上輸送)
  • 混油事故根絶(0件)
  • ヒヤリハット提出(1万件)
  • 混油事故:2件
  • ヒヤリハット提出:約23,000件提出
一部達成
コスモ海運(株)
(海上輸送)
  • 海上漏洩、座礁事故ゼロの継続
  • 機器故障の基準年(08年)比50%削減
  • 海上漏洩:1件、座礁事故:0件
  • 機器故障の2008年比67%削減(5件)
一部達成
油槽所
  • 労働災害ゼロの継続
  • 火災/漏えい事故の年平均2件未満
  • 労働災害:0件
  • 漏洩事故:1件
達成
原油外航部
  • 活動施策の完遂
  • 安全会議を実施し、情報共有化
  • 各種情報を基に都度、安全運航可否判断を実施
一部達成
石油製品貿易部
  • 船舶の動静にかかわる重大事故ゼロ
  • 船舶の動静にかかわる重大事故:0件
達成
販売

その他部門
販売部(SS)
  • SS工事における労働災害ゼロの継続
  • 労働災害:0 件
達成
事業開発部(コージェネレーション等)
  • 年間平均事故数1件以下
  • 事故:2件
未達成
研究開発部
  • 年間トラブル発生件数1 件以下
  • トラブル:2件
未達成
中央研究所
  • 労働災害ゼロの継続
  • 事故・トラブルの対前年比削減
  • 労働災害:0件
  • 事故・トラブルの対前年比37%増加(74件)
一部達成
コスモエンジニアリング(株)
  • ゼロ災害の実現(労働災害の確実な削減)
  • 労働災害の対前年比同数(31 件)
未達成

※達成度:○達成 △一部達成 ×未達成

※ベース年:2006年9月~2007年8月

グループ横断の安全管理体制を構築

コスモ石油グループは、グループ横断の安全管理組織として「総合安全対策本部」をコスモ石油本社内に設置しています。毎年定期的に開催する本部会議において安全管理に関する重要事項の調整や審議等を行い、各部門および事業所における安全計画等の実施状況を把握し、安全管理体制の充実と取り組みの徹底を図っています。

図:安全管理体制図安全管理体制図

安全文化構築に向けての取り組み

コスモ石油グループでは、2006年に千葉製油所で発生した爆発・火災事故をきっかけに安全管理体制や安全意識の根本的な見直しを行い、事故ゼロをめざして安全管理活動に取り組んでまいりました。

事故ゼロを達成するには、設備修理・設備改善等のハード面対応、手順書の見直し等のソフト面対応に加え、社員一人ひとりが安全を意識して行動し、ヒューマンエラーに起因する事故を防ぐことが重要であると考えます。

この土壌づくりのために、自主保安活動*1やCS活動*2を通じて安全文化の構築に努めるとともに、「安全を意識して行動」する企業風土をつくり上げる活動としてゼロ災運動*3強化に取り組みました。理念および手法を正しく理解して実践していくため、中央労働災害防止協会と共同で、協力会社を含む2,800名を対象に研修を実施し、理念のみならず、グループの安全文化構築に向けた思いを全員で共有しました。

このように、各活動を一つひとつ着実に実践していくことで、安全文化が構築されると考えますが、この安全文化は、1~2年の活動で簡単に構築できるものではありません。この数年事故が減るなど一定の成果が現れ始めていました。しかしながら、2011年3月の東日本大震災を契機に、千葉製油所で火災・爆発事故が発生し、多くの方々に多大なご迷惑をおかけしました。この件について、事故調査委員会を設置し、事故状況・事故原因および再発防止策等を8月に取りまとめご報告しました。今後は、再発防止策に真摯に取り組み、安全文化の構築に向けた活動を継続していきます。

安全成績 保証マーク

操業事故(2010年1月1日~12月31日)

製油所:4件(火災1件、漏洩3件)
コスモ松山石油:2件(合同事業所の不具合2件)
コスモ石油ルブリカンツ:1件(漏洩1件)
コスモ石油ガス:0件
物流関係(物流管理部、原油外航部、石油製品貿易部):4件(異常現象1件、混油2件、海上漏洩1件)
販売・他部門(販売部、事業開発部、研究開発部、中央研究所、コスモエンジニアリング):4件(火災1件、漏洩3件)

※:物流部門、販売・他部門で発生した操業災害の内、製造部門の事業所で発生したものは製造部門に計上

労働災害(2010年1月1日~12月31日)

製油所:39件(休業6件、不休業33件)
コスモ松山石油:2件(休業2件、不休業 0件)
コスモ石油ルブリカンツ:0件(休業0件、不休業0件)
コスモ石油ガス:0件(休業0件、不休業0件)
物流関係(物流管理部のみ、原油外航部・石油製品貿易部は対象外):2件(休業1件、不休業1件)
販売部:0件(休業0件、不休業0件)
事業開発部:0件(休業0件、不休業0件)
研究開発部:1件(休業1件、不休業0件)
中央研究所:3件(休業0件、不休業3件)
コスモエンジニアリング:31件(休業3件、不休業28件)

※:物流部門、販売・他部門で発生した労働災害の内、製造部門の事業所で発生したものは製造部門に計上
※:協力会社員の労働災害も含む
※:コスモエンジニアリングのうち、17件は製油所と重複して記載

製油所労働災害発生件数推移(1月1日~12月31日)

  2008年 2009年 2010年
休業災害発生件数 2 0 3
不休業災害発生件数 8 10 6
度数率(※) 0.89% 0% 1.21%

※製油所従業員の労働災害を記載
※度数率:延べ労働時間百万時間あたりの休業災害件数

製油所無災害労働時間(2010年12月末) 単位:千時間

千葉製油所 390千時間
四日市製油所 1,500千時間
堺製油所 389千時間
坂出製油所 1,684千時間

製油所における取り組み

不安全不具合発生件数
  2010年 2009年 ベース年
不安全不具合件数 99件 126件 110件
内、石油コンビナート等災害防止法に定める異常現象 6件 17件 21件

*1  コスモ石油グループでは、石油コンビナート等災害防止法に定める異常現象およびこれに至らないトラブル・不具合、生産に影響を与えた非危険物(工業用水や蒸気等)の漏えい、休業に至る労働災害を「不安全不具合」と定義しています。これらを削減することで事故ゼロを達成・維持する取り組みを行っています。

*2  「チェンジ21活動」を含め連結中期安全計画においては、対象期間を暦年(1月から12月)としています。

*3  ベース年:2006年9月~2007年8月

*4  2009年の不安全不具合件数には、前回レポート発行(2010年9月)以降に不安全不具合と判定された1件を追加しています。

安全査察

事業所および事業所を統括する本社部門を対象とした安全査察を毎年実施しています。2010年度は4製油所を含む13事業所・部門を対象に安全査察を実施しました。特に製油所に対する査察では、社内査察員に本社のみでなく他製油所の人員を加えることで、第三者的視点からより効果の高い改善・指導を行えるよう工夫しています。

2010年度安全査察実施事業所/会社
コスモ石油 千葉製油所
四日市製油所
堺製油所
坂出製油所
中央研究所
販売部
物流管理部
事業開発部
研究開発部
グループ会社 コスモ松山石油(株)
コスモエンジニアリング(株)
コスモ石油ルブリカンツ(株)
コスモ石油ガス(株)
本文ここまで

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