株主の皆様におかれましては平素よりご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社の第106期、第3四半期連結累計期間(2011年4月1日~ 2011年12月31日)(以下:当第3四半期)の財務・業績の概要について、ご報告いたします。
当第3四半期の事業概要について
連結業績サマリー
(単位:億円)
| 2011年度 第3四半期 |
前年 同四半期比 |
|
|---|---|---|
| 連結売上高 | 22,295 | 2,337 |
| 連結営業利益 | 285 | -284 |
| 連結経常利益 | 242 | -271 |
| 在庫評価の影響 | 136 | 174 |
| ネット連結経常利益 | 106 | -445 |
| 連結四半期純利益 | -164 | -309 |
当第3四半期における国内の経済環境は、東日本大震災の影響で引き続き厳しい状況にあるなか、サプライチェーンの立て直しや政府の政策効果等を背景として、景気は持ち直し傾向が見られました。
当社グループの事業環境については、原油価格は中東、北アフリカ情勢の懸念やイランの核開発疑惑など地政学リスクの高まり等の影響を受け、当社の受入原油コストは1バレル109.59ドルと前年同四半期比31.99ドル上昇しました。為替は、欧州の財政危機等を背景とした円高により、1ドル79.43円と前年同四半期比8.00円の円高となりました。こうしたなか、国内の石油製品市況は回復基調をたどりましたが、石油製品需要の停滞傾向が回復するまでには至りませんでした。
コスモ石油グループの営業概況
2011年度通期の連結業績予想
《2012年2月2日公表》通期(2011年4月1日~2012年3月31日)
(単位:億円)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 連結 | 30,700 | 740 | 720 | 0 |
●受入原油価格、為替の前提
2011年度(2011年4月~2012年3月)前提
原油価格(ドバイ)=108.00ドル/バレル 為替=78.90円/ドル
営業概況を事業セグメント別に解説しますと、石油事業については、軽油・C重油は前年同四半期比で微増しましたが、ガソリン、灯油、ナフサ、ジェット燃料油等の油種は減少しました。コスモ石油個別の国内燃料油の総販売数量は前年同四半期比96.5%となり、中間留分の輸出数量は、千葉製油所の稼働停止に伴い国内の供給を優先したことで前年同四半期比22.8%と大幅に減少しました。
上記に加え、千葉製油所の稼働停止による代替供給コスト等により、石油事業のセグメント損失は、61億円(前年同四半期比302億円減益)となりました。一方、石油化学事業については、パラキシレン市況の回復に伴いセグメント利益は、13億円(同23億円増益)となりました。石油開発事業については、原油価格上昇を主な要因として、セグメント利益は361億円(同83億円増益)となりました。
当第3四半期の連結経営成績については、売上高2兆2,295億円(前年同四半期比2,337億円増収)、営業利益は285億円(同284億円減益)、経常利益は242億円(同271億円減益)また、四半期純利益は、税制改正に伴い法人税率が変更されたこと等で繰延税金資産の一部を取り崩したことにより、164億円の損失(同309億円減益)となりました。
2012年3月期 通期の見通し
2012年3月期、通期の予想につきましては、税制改正の影響を反映し、繰延税金資産の一部を取り崩すことにより、当期純利益を0億円(前期比2 8 9億円減益)に修正しました。その他については、2011年11月2日の公表時より変更せず、売上高3兆700億円(前期比2,985億円増収)、営業利益740億円(同301億円減益)、経常利益720億円(同241億円減益)となる見通しです。年間の配当は期末一括で、8円(中間0円)とさせていただく予定です。株主の皆様には、一層のご理解・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
- 業績予想の適切な利用に関する説明
- 業績予想につきましては、2012年2月2日の発表日において入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想と異なる場合があります。

